ひとりごと

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【 素材 】

掲載日 2019-03-05

先日、ポケットのハウスに出場してきました。

ここ3年程スリーばかり撞いていたので、さっぱり入らずで
スクラッチはするわ、球違いしそうになるわ…。

で、結果は負け負け!!
でも久しぶりで緊張したネ。緊張しすぎて少し痩せたかも・・・?(笑)

65歳なのに自分の子供位の年齢の人達とハンデなしって、ビリヤードはなんて理不尽なスポーツだ! …とは全然思っていない。
ただただ悔しい!!!!!チックショー!!!



「素材」 メープルシャフト

9Heartsのシャフト材は2008年に手に入れたカナディアンメープルで、削っては寝かせ、をしてきた長期熟成のもの。
ほとんどが105g-115g程で、重いメープルです。

このメープルは元々ピアノのボディー用として国内に入ってきたもの。
だから重いメープルなんです。
では何故私のところに…??? と思いますよね。
実は裏話として、ピアノのボディーには現在は集成材が使われていることが多いそうです。
狂いが少なくて寝かせの必要がない、というのがその理由。
効率が良いし、管理しやすい、ロスも少ない。
だから国内ではこの重いメープルを使う人はもういないみたいで、私一人なんだって聞いてSBだぜ!!(スーパービックリ!!)


以前にも書きましたが、スポーツ用具は現在ハイテク素材が全盛であり、ラケット類なども強化された圧縮されて軽いメープルばかりだそう。反発が良い。
だからそういうメープルで作られたシャフトは、木ネジというか、インサートが木のままのシャフトは大体85-90gの軽い物ばかりになっちゃうよ。
ブラスのインサートのGinacueや14山のキューでようやく115-120g。
木部だけだとまず100gには届かない。

私の使っているメープルは約10年寝かせていて115g。
使い始めて1年間で2g増えたとか、2g減ったという話を耳にして、ふ〜ん、と普通に聞いていました。
あぁ、やはり増減するんだ、とね。

ところが、ところがです。
某メーカーのシャフトは1年で10g程減ると言われました。
元々95g程だったのに今は85g、という訳みたい。
1年ですっかりやせてまた新しいシャフトを買い増す、と聞いてSBアゲイン!!


私はGinacueから売ってもらったGina用シャフトを約900本程持っています。
これらは1990年代に削ったもので、もう20年選手です。大体100g前後。
それから最初に述べた重いシャフトは10年選手。
そしてAbe Richは???100年?200年選手?

うちで使っているシャフトはおそらくあまりやせない。
これが寝かせている効果です。


【充分に寝かせた素材を使う】ということは
実はとても贅沢な事なのです。
欲しかったら10年待たないといけない。


使い始めてすぐの撞き味と1年後の撞き味はどれほど違いますか?
と9Heartsのプレーヤーさんにうかがうと
『いや、ほとんど変化がないですよ』と。

それでしつこく、「でも少し硬めになるのでは?」と聞くと
『あぁ、なってるのかなぁ。全然硬くなってないと思います。太さも全く変化ないし、重さも変わりないですね』

調べているこちらが拍子抜けするほどです。


もう一度言うよ、

【寝かせをしっかりした素材を使用する】というのは
モノづくりの中では極めて贅沢なことなのです。


時間を短縮しては同じ物・素材はできません。
いくらうたい文句は良いことを言っても、素材の良し悪しはごまかせない。


今日は素材の話(メープル)でした。