ひとりごと

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あてましておめでとうございます

オ・モ・テ・ナ・シ

壮大な実験(自分的)

難関

【 いま、青春!! 】

掲載日 2016-12-07

自分はメモ魔である。海外に出れば一度でノート一冊や二冊は書き記すし、機械作業も、毎日何をしているか、上手にできているか、とにかく気が付くこと、感じたことを何でも書く。
ところが、今年の9月中旬からは毎日書いていた(つもりの)日記などもほとんど書かなくなり、思い返してみた時に我ながら「エッ!!」と驚く次第。
その代わりというのは変であるが、身の回りに別な種類のメモが増えた。スリークッションのメモである。

9月中旬に博多で行われたKBSトーナメントを観戦に行き、美しい!!と心から感じ、本格的に撞き始めた。だからまだ2ヶ月半か…
新潟の自宅から幸いにして車で30分程の所にスリーのテーブルが置いてあり、時間のある限り30分でも1時間でも転がすようにしている。
自分のスリーの経歴は40年以上前にBig Boxで持ち点7点で少し撞いた位で、あとは2000年頃にビリヤード一の瀬で2Gと、NYのSang Leeで2G程。
55才からキュー作りを始めた程だから、私はまともではない。だから62才からスリーを始めても何ら問題はない訳だと思っている。

スリーを始めるにあたり、私は幸い出会いに恵まれた。お店に何度か通ったうちに良い人を見付けたのである。
若井さんという人でとにかく博識であり、大変理論的。
勝手に自分で師匠と決め弟子入りした訳だが、私の中ではもう恋人以上である。
最初の師匠とのゲームでは自分は15点で10キュー上がり。その時の自分は何でも1パターンで、ショットスピードも撞き方も全部一緒。その撞き方に配置を合わせる感じで何も理解していなかった。
でも15点なので10キューとか12キュー、15キュー位でポジションに恵まれるとあがれた訳だ。逆にひどい時は4点とか6点とかもあった。・・・半分かな?
師匠は大変正直な人で毎ショットに何か言葉を挟む。相手を選ばずストレートなものだから、私も最初は「!?」と思ったが何も言わない高点者よりはずっとずっと良い。
「何故はずれたかわかりますか?」 (??意味分かんないよ…)
「スピードが速すぎるんですよ、全体的に。」 (ポケットの普通の球だと思うけど…)
「ヒネリが足りない。だからだれるんですヨ。」 (強すぎるって言うから…)
「ヒネリが多い、だから短くなる…巻いちゃうから。」 (さっきはヒネリが足りないって…)
「キュー先を逃さないで、逃す癖がありますネ。」 (エッ!!ホントに??)
「グリップを握っちゃダメですよ、今の球は。」 (撞く前に言ってよ!)
「1mmの厚みで上を撞けば勝手に当たりますヨ。」 (え〜っ!!1mmはムズイ!!)
「1/3で・・・」「半分だとエネルギーが・・・」「赤道より下にも…」
正直、二度目に会った時は言っちゃいました。
「あの〜、そんなにたくさん言われても2つ3つしか覚えていないんです。ごめんなさい。あとで要点だけを、って訳にはいかないですか?」
そしたら「あそこのドアを出る時に2つ3つ覚えてたらそれは大したもんですよ、菱沼さん…ほとんどの人はあそこのドアを出る時は何も覚えてないんですからネ。」
(ウ〜ン、そうなんだ。)
「私も言おうと思っていても忘れてしまうから、その場で全部言った方がいいんです。」
3回、4回と教わってまた言いました。
「私がショットを選択してミスしてから『今のはこうした方が…』というのを勘弁して」と。
撞く前に言ってくれれば、こっちも「あ、そうか」と理解できるし、より当たるから。
そしたら「菱沼さん、本人がインスピレーションしたラインなり、撞点なりは、例え確率が100万分の1でも尊重したいんです。」だって。
そして撞いてみて理解できる。配置を見て、何故そこをその力で撞くのかが感じられないうちは教わっても覚えられない。

スリーはとっても面白い。撞く前にいくら取り方を言われても、自分の中にイメージできなければ、まずほとんど当たらない。また、例え当たったとしても頭には何も残らない。だから「厚みは半分位で、ハーフでそこのポイントに入れれば…」と教えてくれる人を師匠に選んではダメである。

ポケットの師匠はゴトッチで全く裏表のない人だった。キュー切れはとにかく凄かったし球も美しかった。今回のスリーの師匠も同じく裏表ない人。二人とも口が少し悪いがとても優しい人で、たまに褒める。これがまた良い。
追い越せるようになりたいネ。