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【 壮大な実験(自分的) 】

掲載日 2015-12-28

リニアが630km/hを記録とか、スーパーカミオカンデがどうとか、日本の中では本当に壮大な実験を行っているものだ。
自分が世間知らずなだけで、きっと膨大な数の実験が行われているのだろうなとは肌で感じるね。

私?ウン、自分的にはかなり気の長い挑戦をしているつもり。
それは何かというと、メープルシャフト材のこと。

自分は今、総数10000本程のシャフトをとっかえひっかえ削っている。2015年に完成したキューの数は28本だから、シャフト材としては56本あれば良かったのだが…、軽く計算しても100年分のシャフトを削っているのである。
今、私の孫が5歳と7歳だから、多分その孫の孫達が使うであろうシャフト材を削って寝かせているところ。
こうして書くのは大変簡単だが、個人の工房でこんなことをするのは気違いである。仕入れも在庫も管理もそれは大変だし、何より削るということが大変だ。毎日毎日木くずに埋もれている訳である。


さてさて、今削って寝かせている木材は、30年後、50年後はどうなっているのだろうか…。
もしかしてその頃には誰もメープルシャフトを使っていないかも…。
でも自分が球撞きを創めて45年は過ぎたけど、今も昔もビリヤードは何も変わっていない。
葉巻、ワイン、ウィスキー、チーズ…世の中には寝かせて熟成されるものが数多く存在する。メープルもきっとそんな類なのでは…?
まぁ、あと50年もすれば結果が見えてくるさ、気長に待つヨ。